| ♪倉敷市民吹奏楽団 |
倉敷市民吹奏楽団の誕生
[ 設 立 ]
昭和50年9月初旬、当時血気盛んな学生であった市坡、姫井の両名は、夏休みも終わりに近づいた夕暮れ、倉敷川畔の中橋の上で白壁の間の川面をそよ吹く風に揺れる柳に酔いながら、「この美しい街”くらしき”にもうひとつ僕たちの手で音楽の灯をともしたい」・・・と熱き理想の語らい・・・されど、現実は厳しいもの。発起人自らが力不足であるうえに、両名とも県外下宿生活者。
この理想と現実のギャップを埋めるお言葉を頂いたのが現団長の小山先生。新しい音楽活動に暖かいご理解を頂き、すっかり気をよくしてメンバー集めに東奔西走(前顧問の諏訪先生宅にも夜遅く伺ったりしました。)
約半年後の昭和51年3月23日、新しい吹奏楽団の設立準備に向けて倉敷市公民館第一会議室に集まったメンバーは約20名。技術指導を、当時岡山県警音楽隊員であった小林善美さんにお願いしてのスタートです。
[ 活 動 ]
正式な発足はそれから約3ヶ月後の6月6日、倉敷市民会館第二会議室で倉敷市民吹奏楽団はスタートしました。(団長=小山裕章、バンドマスター=小林善美、マネージャー市坡幹久)
吹奏楽団で大変なのは練習場所の確保。(安定した練習場所のある現在は幸せです。)
当時は、市民会館の第五楽屋を使用することにしていましたが、楽屋は空いていることの方が少なくて苦労しました。そんな時は幸い、メンバーのご自宅である水島の慈愛幼稚園の講堂を使わせて頂くことができて、大変助かりました。
未熟ながらも和気あいあいと楽しい練習を続けました。そのうち、我々の活動を知って水島の工場に勤務する人も何人か集まり、メンバーは30名を超えるようになりました。
<当時の楽器構成>
フルート9人、クラリネット11人、ホルン3人、サックス1人
トランペット3人、トロンボーン4人、 チューバ1人、パーカッション1人
[ グリーンハーモニー吹奏楽団との合併
]
こんな中、市民バンドとしては先輩格である、当時のグリーンハーモニー吹奏楽団の佐藤道郎さんから「小さな倉敷の町で2つのアマチュアバンドが別々にメンバーを募るよりも、2つのバンドが一緒になって、より充実した活動をしてはどうか」というお話があったわけです。
やっと活動が軌道に乗り始めたばかりでメンバー全員と随分議論しましたが、音楽好きの仲間たちの答えは「よりたくさんの仲間たちとより楽しく、より高いものを!」ということでした。
かくして、倉敷市民吹奏楽団は、グリーンハーモニー吹奏楽団とめでたく結婚し、「倉敷市民吹奏楽団グリーンハーモニー」が誕生したわけです。これからもずっと、白壁の街”くらしき”に素敵な音楽を・・・!
創立20周年記念誌「響」より
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